初めてでも出来るピアスの付け方とは?種類やコツを解説
BLOOM
2024.12.24
初めてでも出来るピアスの付け方とは?種類やコツを解説
お顔周りを華やかに、
そして表情までも明るく見せてくれるピアス。
ピアスは自分自身へのご褒美ジュエリーとして、
大切な人へのプレゼントとしても人気があります。
ですが、ピアスにはフックタイプやチェーンタイプなど
色々な種類があるため、
初めて付けるときにどうやって付けたらいいか
わからないと思う方もいるのではないでしょうか。
今回は種類ごとのピアスの正しい付け方のコツや、
選び方についてご紹介します。
ピアスは慣れると付け替えも簡単で
その日のコーディネートやシーンに合わせてピアスを選び、
楽しむことができます。
ピアスの正しい付け方を知り、
お気に入りのピアスを付けてコーディネートを楽しみましょう。
ピアスはどうやって付ける?
ピアスを付ける時にはどのようにしたらいいのでしょうか。またどんなことに気を付けたらいいのかをご紹介します。初めてピアスを付ける方や、久しぶりに付ける方はぜひ参考にしてピアスを付けてみましょう。
鏡を見ながら安全に付ける
ピアスを付けるときには鏡を見ながら付けるのがおすすめです。ピアスホールに金属製の軸(ポスト)を入れるため、ケガをしないように鏡を見ながら付けるのが安全です。キャッチを付ける時の位置を確認するのにも鏡を見ながらだと安心して付けられます。
ピアス穴にしっかりと入れる
ピアスをピアスホール(ピアスを通す穴)にしっかりと通しましょう。しっかりと差し込まれていないままキャッチを付けると耳たぶを挟んでしまったりとケガにつながってしまいます。鏡を見て確認しながら正しくピアスを付けましょう。
<種類ごとに異なる>ピアスの付け方
ピアスは種類によって付け方が異なってきます。一般的なスタッドピアスの付け方はなんとなくわかるものですが、中には見ただけでは付け方が分かりにくいピアスもまれにあります。それぞれの特徴を知り、ピアスを正しく付けましょう。
スタッドピアス
スタッドピアスは、ピアスポスト(耳に通す軸部分)がまっすぐになっており、耳の後ろの留め具(キャッチ)で固定して付けるタイプです。付けるときには、ピアスホールに対してポストをまっすぐ通しましょう。少し耳たぶを引っ張るとピアスホールが広がり位置が安定して刺しやすくなります。ポストが斜めに入るとケガの原因にもなりますので慎重に入れましょう。ポストがピアスホールに入ったら耳の後ろからキャッチを付けて固定してください。ポストの溝に引っ掛かり、カチッとはまる感覚があれば完了です。ピアスを軽く引っ張り、取れなければOKです。
フープピアス
フープピアスは、輪っかを耳たぶに通したような形状のピアスです。フープピアスはフープの端はキャッチの代わりとなっているものが多いです。ピアスホールにポストを通すと輪っかのようになり両端がつながるので、落とす心配がありません。ワイヤー状のフープピアスは、少し横にずらすようにしてピアスホールに通し金具を留めます。パイプの形状のタイプは、安全ピンのように開いて閉じるものや、可動式で全体を横や縦に開いたりして付けるものなどがあります。ポスト部分が短いものが多いためしっかりとピアスホールに通せているかを確認しましょう。フープピアスはポスト部分がカーブしているものが多く、特に小さいものはカーブがきつくなっています。慣れるまで難しいと感じるかもしれませんが、ゆっくりと付ければうまく装着できます。
フックピアス
フックピアスは、ピアスの穴に釣り針状のポストを引っ掛けて付けるピアスです。フックピアスはキャッチがないものが多いため、ピアスホールに引っ掛けて装着完了です。落下防止のためにポストの先が少し曲がっているものは、ピアスをゆっくりと動かしながらピアスホールに通してください。鏡を見ながら優しくカーブのところまでしっかりと付けましょう。引っ掛けるだけて付けられるフックピアスですが、フック部分が短く取れやすいものは、別売りのキャッチを付けたりしてみてください。
アメリカンピアス
アメリカンピアスは留め具を使わずに、チェーンを穴に通して垂らすようにして付けるピアス。別名「チェーンピアス」とも言われます。チェーンのみのデザインやモチーフがついたデザインの2タイプに分かれます。ピアスホールに通す長さは特に決まっておらず、好きな位置までずらしてぶら下げて付けます。ピアスホールにポストをまっすぐ刺し、チェーンを好きな位置まで垂らします。左右で長さを変えてみたり、その日によって好きな長さに調整できるので色々な雰囲気を楽しめます。
<時期ごとに異なる>ピアスの付け方
ピアスホールを開けてから穴が安定するまで時間がかかります。開けたばかりの穴は、傷口と同じ状態のため、放っておくと自然と塞がってしまいます。そのため、様子や時期を見ながらピアスの種類や付け方を変えてピアスホールを完成させていきます。
ファーストピアス
ファーストピアスは、耳に穴を開けてからピアスホールが安定するまで付けているピアスです。開けたピアスホールは傷口と同じですので、金属アレルギーのリスクが少なく、消毒がしやすいピアスを選びましょう。ポストが太くシンプルなピアスは引っ掛かりも少ないためおすすめです。個人差がありますが、ファーストピアスはだいたい4~6週間ほど装着します。また、開ける位置によっても異なります。ピアスホールが安定するまで、お風呂や就寝時もずっと外さずに付けているため、コーディネートにも合わせやすいシンプルなデザインがいいでしょう。
セカンドピアス
ファーストピアスを付けてピアスホールが安定してきたら、次はセカンドピアスにしていきます。セカンドピアスになると選べるピアスが増えてきます。ただ、安定したばかりのピアスホールの皮膚はまだ傷つきやすい状態なので頻繁に付け替えることは控えてください。まだピアスホールは不安定なので、金属アレルギーが出にくい素材をおすすめします。また、重いデザインやフックピアスはピアスホールが伸びたり傷ついてしまう可能性があるので避けましょう。ピアスホールが完成するまでは1ヶ月ほど続けましょう。
ピアスホールが安定したら
セカンドピアスを動かして痛みや引っ掛かりがなくなったらついにピアスホールの完成です。ここからは自分の好みのピアスを選び楽しむことができます。フープピアスやフックピアスなど様々な種類も楽しみましょう。ただピアスホールが完成しても無理に穴に入れたりすると傷がついてしまったり穴が裂けてしまったりとトラブルになってしまうので気を付けてください。付けるときには小ぶりのデザインのものから選び、少しずつ大きめのデザインにするなど段階を踏んでいろいろなピアスを試してみてください。
ピアスを上手に付けるコツ
ピアスが思い通りにうまく付けられないという方や、久しぶりに付けようと思ったけどうまくできなかった方へ、ピアスを上手に付けるコツをご紹介します。コツをつかめば、スムーズにピアスを付けることができるでしょう。無理に付けることはNGです。自分なりの付け方を見つけてピアスを付けましょう。
軽い力でまっすぐに穴に通す
力んでしまうと小さな穴にピアスを通すのは、なかなか難しいもの。ピアスホールに対してポストを斜めに入れてしまうと痛みの原因に…。ピアスホールを傷付けないように、まっすぐに差し込みましょう。フープピアスやフックピアスのようにカーブがついているものは、慣れるまでゆっくりと穴に通します。キャッチを付けるときも、力を入れてしまうとポストが曲がってしまう場合があります。ポストに対してキャッチをまっすぐに持ち、鏡を見ながらゆっくりと優しく付けるように心がけてください。
付ける部分を軽く引っ張りながら穴に通す
ピアスを付ける部分を軽く引っ張るとピアスホールが縦に伸びて穴の位置を確認しやすくなります。引っ張ることで穴が安定し、ピアスを通しやすくなります。鏡を見て確認をしながらやってみましょう。
後ろから差し込んでみる
ピアスを正面から通して少し痛みを感じるときには、後ろからもちょっと刺してみてください。塞がりかけたピアスホールの時も、塞がり具合が後ろの方が遅いなどのケースで入れやすい場合があります。
ポストが細めのピアスを入れてみる
ピアスホールよりもポストが太い場合には、痛みだけでなく化膿などのケガの原因にもつながります。その場合はポストが細めのピアスを付けましょう。またポストが細く、先端が丸いタイプを選ぶとピアスホールを傷付けるリスクも少なくなります。ホールが安定してきたら少しずつ太めのポストを試していきましょう。
ゆっくり回しながら入れてみる
裂けるように開いているピアスホールは中が綺麗に開いていない場合があるので、ピアスを通したとき、ピアスホールの中で少しずつ回して穴に癖を付けていきます。痛むときには、無理してやらずポストが細いものを選び試してみてください。
お風呂あがりに試してみる
お風呂あがりは清潔で、耳も少し柔らかくなっているため、ピアスが通しやすくなっている場合があります。軽くマッサージをし、力を抜いて試してみてください。ワセリンなど軟膏を付けて滑りを良くして付けてみるのも◎。
他の人にお願いする
どうしても自分ではうまく入れられないときには、他の人にお願いしてみるのもおすすめです。痛みがあるときには、無理はせずポストが細いものにするなど他の方法で試してみてください。
なりたい印象で決める!ピアスの選び方
様々な種類のあるピアスはその日のコーディネートや気分で色々と選び付け替えることができるアイテムです。その日のなりたい印象に合わせてお好みのピアスを選んでみてください♪
ピアスを気軽に楽しみたいときはスタッドピアスで
スタッドピアスはまっすぐなポスト(耳に通す軸部分)をキャッチ(留め具)で固定するタイプのピアス。着脱が簡単で安定しやすく、ピアスホール(ピアスを通す耳の穴)への負担も少ないです。小ぶりのタイプは目立ちにくく、さりげなく付けられるのでオフィスシーンにもおすすめ。ミディアムヘアやロングヘアのダウンスタイルのときには、小さめのモチーフを付けると髪の毛の隙間からちらりと見えるピアスが魅力的に見えます。またショートスタイルのヘアのときには、大ぶりのデザインを付けてお顔周りのバランスを取ることができ、小顔効果にも◎。ピアスは、ヘアスタイルに合わせて選ぶとお顔周りのバランスを取ってくれたり、華やかさをプラスしてくれます。シンプルなデザインや小ぶりのピアスを付けてちょっと物足りないなと感じたらイヤーカフをプラスしてみるのもおすすめです。地金の色を合わせることで上品にまとまりのある印象になります。
シンプルの中にも存在感を出してくれるフープピアス
フープピアスは耳たぶに輪っかを通したような形のピアスです。フープ状の形が特徴的で落としてしまう心配が少ないタイプ。フープの大きさや太さによって雰囲気をガラリと変えてくれます。フープが太くて大きいものは存在感があるので、シンプルなコーディネートに合わせてアクセントとして付けるのがおすすめです。また、フープが小さく細い繊細なタイプは、上品で落ち着いた印象にしてくれます。フープピアスはシンプルながら存在感はあるけどさりげなく付けられるので、コーディネートの仕上げにもう少しプラスしたいなという時にさらっと付けることができます。
女性らしさをアップしてくれるフックピアス
ピアスホールに釣り針状のポストを引っ掛けて付けるタイプのピアスです。耳元で軽やかに揺れるフックピアスは、女性らしい印象にしてくれます。小ぶりなデザインはスタイリッシュな雰囲気にしてくれて、ロングタイプは大人っぽくなります。そしてデザインによってドレッシーな印象を楽しむことができます。揺れるピアスは、お顔周りをすっきりと見せてくれる効果があるので、アップスタイルにもおすすめです。
お顔周りをすっきりとした印象にしてくれるアメリカンピアス
アメリカンピアスは留め具(キャッチ)を使わず、ピアスホールにチェーンを通すピアスです。別名「チェーンピアス」とも呼ばれます。前後に出すチェーンの長さを変えることができるので雰囲気を変えながら楽しむことができます。縦長のデザインなのでお顔周りをすっきりとした印象にしてくれます。チェーンのみのシンプルなデザインや、モチーフがついたタイプがあり、お好みでお選びいただけます。
ピアスを付けるときに注意すること
なかなかピアスが通らないという方もいるのではないでしょうか。無理やり穴に入れるなどピアスを付けるときに気を付けなければいけないことがあります。ピアスを付けるときの注意点について3つご紹介します。
ピアスを無理やり穴に入れようとすること
付けたいピアスが入らないとき、無理やり付けようとしてしまうかもしれません。無理やりピアスを通そうとするとピアスホールを傷付けてしまう可能性があるので入らないピアスを無理に入れることはやめましょう。ピアスホールに傷がついてしまうと、傷口から化膿してしまったりと見た目が悪くなったり、金属アレルギーのリスクも高まってしまう可能性があります。ピアスホールがポストよりも小さい場合は無理やり入れようとしても入りません。少しずつピアスホールを大きくしていくか、違うピアスにしましょう。
安全ピンなどピアス以外のものを入れること
ピアスを開けるためのピアッサーや、ピアスはピアスホールに入れても問題のない素材で作られており安全に装着できますが、安全ピンなどは人体に穴を開けるためのものではないためピアスホールには入れないようにしましょう。先端の形状や針のサイズが合わないため、ピアスホールに余計な傷がついたり、かぶれの原因となる可能性があります。消毒をしたりとケアをしたとしてもおすすめはできませんので避けましょう。
汚れた手で触ること
ピアスを付ける時に、汚れた手でピアスホールを触るとそこから雑菌などが入る可能性があります。痛みがなくても傷がついている場合があるので、ピアスを付けるときには、清潔な手で行いましょう。
【BLOOM】おすすめのピアス
様々な種類のピアスの付け方を知ったら、お気に入りのピアスを見つけましょう。BLOOMおすすめのピアスをご紹介します。シーンやコーディネートに合わせて選び、ピアスでおしゃれを楽しみましょう。
まとめ
今回はピアスの付け方についてご紹介してきました。ピアスには色々な種類がありますが、どのピアスもピアスホールを傷付けないように入れる角度に注意しながら付けましょう。痛みがある時には無理に入れないように気を付けてくださいね。小さいながらも顔の印象を変えてくれるピアスは、コーディネートにぜひとも取り入れたいアイテム。それぞれのピアスの魅力を知り、色々なタイプのピアスを楽しんでみてくださいね♪