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結婚指輪・婚約指輪の素材はなにを選べばいい?素材の特徴と選び方を解説
BLOOM  2024.09.10




結婚指輪・婚約指輪の素材はなにを選べばいい?素材の特徴と選び方を解説




結婚指輪や婚約指輪の素材といえばなにを思い浮かべますか?
指輪のイメージとして、
銀白色に輝くプラチナを選ぶ方が多いのでは、
と思うかもしれません。
定番はもちろんプラチナですが、
近年プラチナ以外の素材も多く選ばれるようになっています。
素材によって、変色や変質のしやすさや硬さも異なります。
結婚指輪や婚約指輪に使用される素材には、
プラチナやゴールド、シルバーやチタンなどがあります。
永く使用する指輪の素材をしっかりと知り、
ふたりの納得のいくものを選びたいですね。

今回はそれぞれの素材の特徴や選び方をご紹介していきます。
ぜひ指輪選びの参考にしてみてください。

結婚指輪や婚約指輪に使われる素材の種類


結婚指輪や婚約指輪を選ぶときに、迷うポイントとしてデザインと素材が挙げられます。今回は指輪に使われる素材についてご紹介していきます。素材によっては変色や変質のしやすさや、硬さもそれぞれ違います。これから永く使う指輪だからこそ、それぞれの素材の違いを知り、指輪選びを楽しみましょう。

プラチナ



「プラチナ」素材の特徴
・希少価値が高い
・白銀色の上品な輝き
・純度が高い
・変質や変色、変形しにくい


耐久性に優れるプラチナは変質や変色が起きにくく、品のある輝きを持つため上品につけられます。その白銀色は純白の花嫁にふさわしい色と言えるでしょう。結婚指輪の王道と言われ、一生ものの指輪の素材として人気があります。古くから、希少価値のある素材は結婚の証としてふさわしいとされており、結婚指輪の素材として選ばれてきました。品質が安定しているプラチナは、金属アレルギーが起こりにくく、肌が敏感な方もつけられます。プラチナは素材としては柔らかいので細かいデザインもしやすく加工しやすい素材です。プラチナは”Pt950”や”Pt900”などと表記され、数字が大きいほどプラチナの純度が高くなります。純度が高いほど柔らかく傷つきやすくなるため、パラジウムなどの別の金属を混ぜて強度を上げて合金を作ります。例えば、”Pt900”の場合は、プラチナ90%で、他の金属10%の割合になります。プラチナに混ぜられる金属は、パラジウムやイリジウムなど。変色せず、強度もあるプラチナは人気があり、おすすめの素材です。

ゴールド



「ゴールド」素材の特徴
・カラーバリエーションがある
・華やかな雰囲気になる
・自分の好みや肌の色に合わせられる


プラチナと同様に人気のゴールド素材。希少価値はプラチナよりも低いので少し価格を抑えられます。プラチナと同じくらい変質や変色が起こりにくい素材です。柔らかい素材なので曲線など繊細なデザインのものも豊富にあります。プラチナのように純度が高いと柔らかく傷がつきやすいので、結婚指輪で使用する際は合金が使用されます。よく目にする”K18(18金)”は、純度75%の金に他の金属が25%混ざった合金になります。ちなみに”K10(10金)”金の含有率は42%になります。純金に他の素材を混ぜることによりゴールドの色を変えることができます。お好みの色やファッション、お手持ちのジュエリーにも合わせやすい素材です。

ホワイトゴールド



ホワイトゴールドはプラチナのような白銀色に似ている色を持っています。「プラチナに憧れるけど…値段が少し高い」という方はホワイトゴールドがおすすめです。ホワイトゴールドは金色の素材を白銀色に加工しているので、使っているうちに色が戻ってしまう場合があります。ですが、再度メッキ加工をすることでまた白銀色にすることができます。ホワイトゴールドは、金に銀やパラジウム、ニッケルを混ぜた合金です。プラチナよりも着け心地が軽いため、日常使いしやすいです。少しボリュームがあるデザインでもノンストレスで身につけることができます。

イエローゴールド



イエローゴールドは黄色味がかった金色の素材。金に銀や銅が混ざったものであり、「YG」と表記されるときもあります。ファッションジュエリーとしても人気の色で、華やかでおしゃれな雰囲気にしてくれます。少し派手に見えるかと思いますが、実際つけてみると日本人の肌によく馴染む色合いです。変色すると黄色味が強くなりますが、イエローゴールドはもともと黄色味がかった色合いなので変色が目立ちにくいという特徴があります。金に銀や銅が混ざっているイエローゴールドはプラチナと同じくらいの硬度があるといわれており、耐久性もあるため長く身につける指輪にぴったりの素材です。

ピンクゴールド



ピンクゴールドはピンクがかった金色の素材。柔らかい印象で、肌馴染みが良い色合いです。女性に人気のカラーで、日常使いがしやすい素材です。フェミニンな印象からカジュアルにもフォーマルな雰囲気にも合わせやすい万能のカラーです。イエローゴールドやホワイトゴールドと同じく耐久性は◎。ピンクゴールドは、金に銅やパラジウム、微量の亜鉛を混ぜ、ピンク色を出している合金です。銅が入っているため、温泉に入るときには外しましょう。

コンビカラー



プラチナとゴールドなどの組み合わせのカラー。コンビネーションリングと呼ばれます。2種類以上の素材を使った指輪は、個性を出しやすくおしゃれな印象になります。他とは違う印象を出したい時、ふたりらしさを表現したい方におすすめです。デザインの少ないシンプルなものでもコンビカラーだとさりげなく個性を出すことができます。「プラチナ×イエローゴールド」や「プラチナ×ピンクゴールド」などの組み合わせが人気です。複数のカラーだと、お手持ちのアクセサリーや時計などとも合わせやすくなります。

ステンレス



「ステンレス」素材の特徴
・軽くて硬く傷がつきにくい
・錆びにくい、変色しにくい
・価格がお手頃


プラチナと見た目が似ているステンレス。「サージカルステンレス」はメスなど医療用ツールでも使用される素材で指輪の素材としても利用されます。金属アレルギーが起こりにくい素材で安心して身につけられます。錆びにくい素材で、耐久性も高く、傷がつきにくいのが特徴です。素材も硬いので変形もあまり気にすることなくつけられます。ただ、素材として硬いのでサイズ直しができない場合も。プラチナやゴールドは希少性が高く価格が左右されますが、ステンレスはお手頃で価格を抑えることができます。ペアリングとしてのご用意がございます。

シルバー



「シルバー」素材の特徴
・価格がお手頃
・クールな輝き
・デザインが豊富


プラチナやステンレスなどと同じ白銀色のシルバー。高価な素材の指輪だと日常的に着けづらい…という方もお手頃価格なシルバーリングなら身につけやすいでしょう。シルバーのみだと柔らかい素材なので、銅などの金属を混ぜ合金にして強度を上げたものがアクセサリーとして使用されます。加工しやすい素材なのでシンプルなものからボリューム感のあるデザイン、細かい装飾デザインなどさまざま。シルバーリングは主にファッションリングが多く、結婚指輪としてはあまりなく、ペアリングとして多く選ばれます。シルバーリングの刻印「SV925」はシルバーが92.5%含まれているという意味で最高値の純度になっています。貴金属の中でも光の反射率が高いシルバーは、硬質でクールな輝きを放ちます。マット仕様にすると柔らかな落ち着いた輝きに。ただ、シルバーは黒ずみやすい素材です。空気に触れたり温泉の硫黄成分に反応して変色してしまうので、お手入れが欠かせません。シルバーリングには、ロジウムやメッキなどが混ざっている場合があり、金属アレルギーを持っている方は注意してください。

チタン



「チタン」素材の特徴
・着け心地が軽い
・普段使いしやすい
・丈夫で変形しにくい


チタンはプラチナの約1/4の重さと軽く、強い強度を持っています。長く身につけていても変形や変色がほとんどなく丈夫さが特徴です。チタンは、ロケットや航空機の部品、人工関節やペースメーカーなどにも使用されています。人体にも優しく金属アレルギーを発症しにくい素材なので肌が敏感な方でも安心してつけられます。温泉や海水浴で身につけていても変色の心配がありません。また、シルバーカラー以外にもブルーやグリーンなどカラーバリエーションが豊富で個性のある指輪を作ることができます。プラチナよりも強い強度のため、シンプルなデザインが多く、サイズ直しができません。

パラジウム



「パラジウム」素材の特徴
・プラチナのような銀白色
・プラチナに比べるとお手頃価格
・変質や変色しにくい


耐久性に優れているパラジウム。プラチナやホワイトゴールドに混ぜ合わせる素材としてよく利用されています。プラチナと見た目がよく似ていますが、パラジウムの方が着け心地は軽く感じます。硬くて傷がつきにくい素材です。ただ金属アレルギーを起こしやすいため、肌が敏感な方は注意してください。汗や水に触れると溶け出す性質を持っているため、かゆみや赤みなどの症状を発症する可能性があります。

ジルコニウム



「ジルコニウム」素材の特徴
・変質や変色しにくい
・鮮やかなカラーバリエーション
・強度が高く耐久性に優れている


錆びにくく強度が高いジルコニウム。医療器具や歯のインプラントにも使用される素材です。金属アレルギーを起こしにくいため肌が敏感な方も安心してつけられます。耐久性にも優れており、温泉や海水浴でも身につけたままでも◎。ジルコニウムはカラーバリエーションを楽しめる素材です。加工によって様々なカラーやグラデーションを選ぶことができます。存在感があり、個性を表現できるのが魅力的です。

タンタル



「タンタル」素材の特徴
・黒い輝きを持つ
・誰ともかぶらない指輪
・強い強度を持つ


金属の中で最も黒い色味の素材「タンタル」。素材自体が黒色なので、コーティングはせず長く身につけていても変色はしません。酸や摩擦にも強く強い強度を持つのが特徴です。人工関節や人工心臓など医療器具にも使用されており、金属アレルギーを起こしにくい素材です。黒い色の金属は珍しく、宇宙で2番目に少ない元素とされています。希少性が高いので、他とかぶらない指輪が欲しい場合におすすめです。ただ、加工が難しいため扱っている会社が限られています。

結婚指輪や婚約指輪の素材を選ぶときのポイント


指輪の素材として、プラチナやゴールドが定番で多く選ばれています。今後も長く身につける指輪は”丈夫な素材”が人気となっています。それぞれの素材の特徴をご紹介しましたが、素材を選ぶときのポイントについてもご紹介します。ぜひ参考にしてみてください。

ふたりの好みで選ぶ



結婚指輪はふたりで身につける指輪なので、ふたりの好みで選ぶのもポイントです。日常的につけるためにシンプルなものが好みだとすると、プラチナやシルバー、ホワイトゴールドのシルバーカラーがおすすめです。存在感を出したい場合は、イエローゴールドやピンクゴールド、プラチナとのコンビカラーがおすすめ。これから永く身につけるものなので、手元を見て幸せな気持ちを思い出せるようにふたりの好みの素材を使った指輪を選んでみてください。

素材の特徴で選ぶ



日常的に身につける結婚指輪。つけっぱなしにする方も多くいらっしゃると思います。その場合は、変質や変色のしやすさもチェックしましょう。素材によっては水や汗などで変質や変色をしてしまう恐れがあります。汗をかきやすい体質の方や、身体を動かす習慣のある方などについては変質や変色について注意し素材選びをしましょう。また、温泉に含まれている成分で変色してしまう可能性もあるので、温泉に入る際は指輪を外すか、変色しにくい素材のものを選ぶようにしましょう。素材によって硬さも異なってきます。年齢を重ねることでリングサイズが変化してくることもあります。素材が硬すぎるものはサイズ直しが難しいため、硬さもチェックしてみてください。プラチナはサイズ直しが可能とされていますが、ゴールドなどはプラチナより強度があるため難しいとされています。今後サイズ直しを考えている方は素材の”硬さ”についても確認してみるのもポイントです。

宝石との相性で選ぶ



結婚指輪を選ぶときには、あしらわれている宝石との相性で選ぶのもポイントです。定番のプラチナやゴールド系はダイヤモンドとの相性がよく、デザインもさまざまです。近年カラーダイヤモンドなどカラーストーンの人気も高まっており、色のついた宝石を選ぶ際には地金の素材との相性を見て選んでみましょう。

金属アレルギーに対応しているか確認する



金属アレルギーを持っている方は、素材選びが重要です。アレルギーが出にくい素材を選ぶことがポイントになります。プラチナやゴールド素材は、金属アレルギーが発症しにくいとされていますが、強度を高めるために他の金属が混ざっている場合があります。選ぶ際には十分注意しましょう。チタンやジルコニウムなどは汗などで金属が溶けにくい素材です。肌が弱く敏感な方は、指輪を選ぶ際には、「プラチナだったら大丈夫」と簡単に決めず、試着をしたり、素材に混ざっている金属などを確認して選ぶと安心できます。

永く愛用できるものを選ぶポイント


指輪を選ぶときには、毎日つけるものなので、日常で使うための耐久性、変色や変質のしやすさなどを確認して選びましょう。ここでは永く愛用できるものを選ぶポイントをご紹介します。

変質や変色をしにくいものを選ぶ



結婚指輪は毎日つける方も少なくありません。普段生活をする上で、汗をかいたり水を使ったりする場面も多くあります。指輪を選ぶ際にその点に注意し、素材を選ぶ必要があります。素材によっては汗や水に弱く変質や変色をしてしまいます。ご自身の身につける頻度やタイミングを考え、素材選びをしてみましょう。

身につけやすいデザインを選ぶ



これからも永く続くおふたりの時間。結婚指輪は普段も身につけやすいデザインを選びたいですよね。素材にこだわるのも大切ですが、身につけやすいデザインを選ぶのもポイントとなってきます。定番のプラチナやゴールドは、素材の色がダイヤモンドを引き立たせるデザインが豊富です。シンプルながらもそっと手元に寄り添います。シルバーやジルコニウムは素材独特の色味が特徴的で、存在感やインパクトを与えてくれます。おふたりで自分たちらしい指輪を選んでください。

おすすめの指輪の素材


一般的に人気で定番と言ったらプラチナですが、海外ではゴールドが主に選ばれているようです。それに伴ってか、近年では日本でもプラチナ以外の素材も多く選ばれるようになりました。ここでは、結婚指輪におすすめの素材をご紹介します。

No.1 王道のプラチナ



長く身につける結婚指輪は、丈夫な素材が人気となっています。プラチナは耐久性もあり、変質や変色が起きにくい素材で指輪の素材として人気があります。そのため「結婚指輪はプラチナ」のイメージが強いかと思います。プラチナの輝きはダイヤモンドとの相性も良いです。ゴールドも人気が上がってきてはいますが、プラチナの方が希少価値が高く人気が高い素材です。プラチナの指輪となるとどうしても予算が高くなってしまいますが、一生に一度の結婚指輪の購入なので、高品質を選んでみてはいかがでしょうか。プラチナリングの輝きは派手すぎない上品な輝きを持つため、普段アクセサリー類を身に着けない男性もつけやすい指輪です。

No.2 デザインも豊富なゴールド系



結婚指輪は、欧米ではゴールド系の素材が定番となっています。結婚指輪には、強度の高い”K18(18金)”が使用されます。プラチナと同様、変質や変色が起きにくい素材なので、普段つけていても安心。金に他の金属を混ぜ合わせ、カラーバリエーションを楽しめます。色味もお好みのカラーを選ぶことができます。

No.3 お手頃で丈夫なステンレス



ステンレスは錆びにくく変色しにくい、そして軽い素材なので日常的につけていても安心です。価格もお手頃なので気軽に身につけられます。硬い素材のため変形の心配もありません。金属アレルギーを起こしにくい素材なのでお肌に優しい素材です。

指輪の素材はふたりの好みやこだわりを込めて選んで



結婚指輪はふたりの夫婦の証。日常的につけることが多いでしょう。日常生活で身につけていると気を付けていてもどうしても少しずつ傷がついたり変形してしまう場合があります。それぞれの素材の特徴を知り、ふたりの好みを考え、指輪の素材を選んでみてください。

BLOOMおすすめ結婚指輪 TOP3


素材の輝きが際立つデザインや、指を長く見せてくれるデザインなど、BLOOMおすすめの結婚指輪をご紹介します。いつでも、そしていつまでもお使いいただくものだから、着け心地の良さにもこだわりました。永遠の誓いを交わすお二人の日常にそっと寄りそい、輝かしい未来への道のりを共に歩んでいくことでしょう。おふたりの大切な結婚指輪選びの参考にしてみてください。

おすすめリングNo.1



清らかな輝きを失わないプラチナのマリッジリング。ストレートのラインに輝くダイヤモンドが、お手元のアクセントに。シンプルなデザインなので、婚約指輪やお手持ちの指輪とのレイヤードスタイルも楽しめます。

まとめ


結婚指輪に用いられる素材をご紹介しました。定番の素材はプラチナですが、最近ではゴールド素材も人気となっています。またお手頃価格で気軽に身につけられるステンレス、金属アレルギーを起こしにくい素材など、それぞれの素材に特徴があります。ふたりの一生の愛の証の結婚指輪をふたりだけのふたりらしい素材で作り、長く愛用できるぴったりな結婚指輪を探してみてください。
 

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