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6月誕生石「パール(真珠)・ムーンストーン・アレキサンドライト」それぞれに込められた意味を解説
BLOOM  2024.01.30




6月誕生石「パール(真珠)・ムーンストーン・アレキサンドライト」それぞれに込められた意味を解説




6月の誕生石はご存じですか?
6月の誕生石は3種類あります。2021年12月に63年ぶりに日本の誕生石が改定され、
パール、ムーンストーンに加え、アレキサンドライトが新たに6月の誕生石となりました。
本記事では6月の誕生石のそれぞれに込められた意味やおすすめのアイテムをご紹介します。
・パール(真珠)
・ムーンストーン
・アレキサンドライト

誕生石にはそれぞれパワーや意味があると古くから言い伝えられており、大切にされてきました。
誕生石を身につけると幸運を呼び寄せるといわれています。
ご自身へのお守りや、友人やご家族への贈り物に、お気に入りを見つけられる参考になれば幸いです。

誕生石とは?


誕生石とは、1~12月の各月に割り振られた宝石のことをいいます。誕生石にはそれぞれパワーや効果があると古くから言い伝えられており、大切にされてきました。誕生石を身につけると石の持つパワーが得られる、幸せが訪れる等と信じられております。現在でも自身の誕生石のアイテムを身につけたり友人やご家族への贈り物に人気です。

◆〈6月の誕生石〉パール(真珠)


美しい柔らかな輝きを放つパール(真珠)。古くから西洋で「月のしずく」「人魚の涙」と呼ばれており、人々に愛されてきました。この涙のイメージから、冠婚葬祭などの儀式の際に身につけるフォーマルジュエリーとして用いられるようになったといわれています。また、結婚30周年を記念する宝石です。


パール(真珠)の特徴



パール(真珠)は貝の種類によって作られるパールの大きさや色が異なってきます。

〇あこや真珠
上品な光沢を色合いが美しいあこや真珠。日本近海での養殖が盛んで、あこや貝からとれるパールです。直径7~9ミリ程度が一般的ですが、3ミリからの小ぶりなものや10ミリを超える大きなものもあります。真円に近い形がオーソドックスで、色やテリが美しいのが特長です。色味はクリーム系、ピンクホワイト系、イエローホワイト系が主流となっています。海水で育ったあこや真珠は淡水パールよりも強いエネルギーを持っていて、ネガティブな思考を遠ざける、無病息災などのお守りとして効果を発揮します。

〇淡水パール
川や湖で養殖されるカラス貝や三角帆貝、ヒレイケチョウ貝からとれるパール(真珠)です。主に、中国が産地となっていて日本では琵琶湖などで養殖されています。1つの貝から20~30粒ほど採取でき、大きさは2~10ミリとさまざまです。小ぶりで楕円形のものが多く、色味はホワイト系、ピンクやオレンジ、パープルなど鮮やかな色合いのものもあります。

〇白蝶真珠
オーストラリアやインドネシア近海に生息する大きな二枚貝の白蝶貝からとれるパール(真珠)。貝の大きさと同様に大粒のものが多いです。直径10ミリ以上と大ぶりなものが多く、中には20ミリを超える大きさのものもあります。形もバリエーションが豊富で魅力のひとつ。色はホワイト系、ゴールド、イエロー系の鮮やかな色合いのものもあります。大きな包容力で持ち主の精神を安定させ、癒しを与えてくれるといわれています。

〇黒蝶真珠
赤道周辺の海域に生息する黒蝶からとれるパール(真珠)。多く生産されているのがタヒチのため、タヒチ真珠とも呼ばれています。大きな二枚貝で直径9~14ミリほどの大きさになります。色はブラック系のものが多くありますが、ブルー、グリーン系もあります。黒蝶真珠は、赤・黄・緑の色味で構成されており、孔雀の羽のような色合いのものは最上級の色とされている「ピーコックグリーン」と呼ばれています。
周囲に惑わされず、自分が信じる道をまい進させてくれたり、自信を強く持ち新しい自分に生まれ変わる作用があるといわれています。


パール(真珠)の石言葉:「純粋」「健康」「長寿」「富」



真珠は外部から侵入する異物から守るための分泌物が幾重にも重なって長い月日をかけて作られます。このことから邪気を払う、安産、健康、富をもたらすといわれています。
また、真珠の種類によっても石言葉が異なってきます。

あこや真珠 石言葉:「健康」「円満」「長寿」「富」
白蝶真珠 石言葉:「健康」「柔軟性」「誕生」「慈悲」
黒蝶真珠 石言葉:「実行力」「意志力」「静かな力強さ」


◆パール(真珠)を記念日の贈り物に


真珠は特に、女性を守ってくれるパワーストーンとして知られています。一粒でも華やかな印象を添えてくれる真珠。ダイヤモンドととも相性のいい真珠は、プレゼントとしても人気です。こちらでは誕生月の他に、パールをプレゼントするおすすめの記念日をご紹介します。

結婚30周年の贈り物にパール(真珠)ジュエリーを



結婚30周年は「真珠婚式」と呼ばれています。「真珠婚式」とは、海の中で長い年月をかけてゆっくりと育まれた真珠と30年の夫婦生活を重ねて呼ばれるようになったといわれています。真珠は「富」や「健康」「長寿」の象徴とも言われているので「これからもお二人が豊かで健康に暮らしていけるように」という願いを込める意味合いもあるのだとか。30年間支えてくれたパートナーに日頃の想いを込めて、パールのネックレスやリングなどのジュエリーをプレゼントしてみるのも素敵ですね。

冠婚葬祭などの正装にパール(真珠)ジュエリーを



可憐で華やかな雰囲気のパール(真珠)は、フォーマルシーンでは欠かせないジュエリー。皇室や王室の方々も公の場で身につけられるほど世界的にも格式が高いです。「涙」を象徴するパール(真珠)は、本来飾り立てる必要のない弔事でも「悲しみを添える」という意味があるため着用が可能です。入学式や卒業式などの式典や、冠婚葬祭でもつけられるため、パール(真珠)のネックレスはひとつ持っているだけで様々なシチュエーションで着ける事ができ、一生寄り添ってくれるでしょう。

成人する娘にファーストジュエリーとしてパール(真珠)を



人生の大きな節目の「成人」。大人の一歩を踏み出したお祝いとして、ファーストパールの贈り物がおすすめです。真珠が連なるネックレスは大人の女性の必需品ですので一生もののジュエリーとしてこれからの人生に寄り添ってくれるでしょう。真珠が一粒ついたカジュアルなネックレスは、普段使いもでき、いつでもお守りとして身につける事ができます。一粒タイプのピアスは様々なシーンで活用することができますし、カジュアルでキュートなデザインのものもあるので、一緒に選ぶのも楽しむことができます。

安産、育児のお守りにパール(真珠)ジュエリーを



母貝の中で長い年月をかけて美しく育まれる真珠は、自然の生命力と神秘的な力を感じることができます。それはまるで私たちの命の誕生を表しているかのように感じます。
パール(真珠)ジュエリーは、包容力と子供を守る優しさや母性を高めてくれる安産のお守りとして人気のジュエリーです。これから出産を迎える娘の健康と安産を祈って、母親から娘へパールジュエリーを贈るのも素敵ですね。初めての子育てが始まる自分自身へのお守りとして選ぶのもおすすめ。子供のこれからの健康と幸せを願ってパールジュエリーを贈ると素敵な記念となるでしょう。忙しい日常の中でも、優しく寄り添うパールジュエリーは、あの頃の母親として歩み始めたときの気持ちを思い出させてくれることでしょう。



◆【ブルーム】おすすめのパール(真珠)アイテム



身につけると女性らしさを引き出してくれるパール(真珠)。フォーマルシーンはもちろん、普段使いにも活躍してくれるパールジュエリー。凛とした柔らかさのあるパールジュエリーは、その丸みと上品な艶感で女性らしい魅力を引き立ててくれます。柔らかな輝きを放つあこや真珠のネックレスはプレゼントにもおすすめです。


パール(真珠)のお手入れ


使用後は優しく拭きましょう
人の汗や皮脂で光沢が失われ変色の恐れがあるため着用後は柔らかく乾いた布で汗やほこりを優しくふき取り、収納します。パールは炭酸カルシウムでできているので、酸や熱に弱くなっていますので取り扱いには注意をしましょう。また着用する際は、メイクやヘアセットが終わった最後にパールジュエリーを身につけるようにしましょう。化粧水や整髪料などの成分にも弱いので気を付けてくださいね。
収納はパールのみで
パールは表面が柔らかく傷がつきやすい宝石。ですので、他の宝石とは別にして収納しましょう。他の宝石と触れ合うとパールの表面に傷がついてしまう可能性があります。

貝からとれるパールはとってもデリケートなジュエリーです。大切に使用し永く愛用できるといいですね。

◆〈6月の誕生石〉ムーンストーン


ムーンストーンの月のような神秘的な輝きは、紀元前1世紀頃から知られており、かつてはギリシャ語で「月」を意味する「セレネー」と呼ばれていました。月を連想させる優しい光は、持つ人の身体の調子を整えたり、幸運と出会うきっかけをもたらしてくれると言われています。ハッピーな宝石言葉を持つムーンストーンは、最大の幸運を呼び込むサポートとなってくれそうです。


ムーンストーンの特徴



ムーンストーンは月のような青白い光の反射が特徴的。 この光の効果は「シラー」と呼ばれており、石の角度を変えることによって、白や青・虹色といった色の変化を見ることができます。 幻想的なシラーが美しいムーンストーンは、まるで月の光のようで印象深い神秘的な美しさがあります。

ムーンストーンの石言葉:「恋の予感」「純粋な愛」



希望と愛、若さが秘められていると言われています。月の光を宿したような神秘的な輝き。『月』は女性性の象徴であり、女性的なエネルギーを持つ石なのでお守りにもぴったりです。


◆ムーンストーンに込められた意味


世界各地で様々な言い伝えがあり、古くから大切にされているムーンストーン。ここではそんな神秘的な宝石「ムーンストーン」に込められた素敵な意味をご紹介します。

ムーンストーンは女性を象徴とした宝石



女性からの人気が高いムーンストーン。「月」は女性性を象徴とする星です。古くから月の満ち欠けが女性の体のリズムに影響していると考えられてきました。ムーンストーンは月の満ち欠けによって色や大きさが違って見えるという言い伝えもあります。古代ローマでは、ムーンストーンのかけらをのぞくと月の女神であるダイアナの姿が見えるともいわれていました。月や女性に関係することからムーンストーンは女性を象徴する石として古くから大切にされています。

ムーンストーンは愛を呼ぶ宝石



ムーンストーンは、恋愛や結婚にも縁が深いと言われています。昔、とあるアジア地域で月があるところには雨が降らないとされていたため、月を象徴するムーンストーンは「涙知らず」という意味があるといわれていました。そのような逸話からムーンストーンは涙を流すような悲しさや怒りを引き起こさない、優しい愛情をもたらしてくれる宝石といわれるようになりました。中世ヨーロッパでは、恋人同士がムーンストーンを贈りあい、お互いの愛を確かめ深める風習もあったとか。

ムーンストーンは予知の宝石



ムーンストーンには、月の光が封印されていると信じられているため、未来のよちのうりょくをもたらし、直観力を高めてくれるとされています。古代インドでは、満月の夜にムーンストーンを口に含み、神託を受け取ったという言い伝えもあります。また、古代ヨーロッパでは、「恋人たちが満月の夜にムーンストーンを口に含むことで二人の未来を透視」などの言い伝えもあるそうです。このようにムーンストーンは、古くから様々な地で神秘的な宝石として大切にされてきています。



◆【ブルーム】おすすめのムーンストーンアイテム



夜空に輝く月のように、柔らかい光を放つムーンストーンはシルバーカラーとの相性が◎。控えめで神秘的な輝きのムーンストーンは、シーンを問わずつけやすいので、デイリージュエリーとしておすすめです。

ムーンストーンのお手入れ


着用後は柔らかいクロスなどで汗や皮脂をふき取ります。汚れが付いていると発色が悪くなっていきます。特に夏など皮脂がつきやすい時期はお手入れを欠かさず行ってください。ムーンストーンは水には強い宝石なので、皮脂の汚れなどなかなか落ちない場合は、中性洗剤を使用してぬるま湯で洗浄してください。またムーンストーンは傷つきやすい宝石のため保管する際も注意してください。ジュエリーケース等に入れる場合、他の宝石とぶつからないように保管しましょう。汚れをふき取る際も、強くこすらないように気を付けましょう。

◆〈6月の誕生石〉アレキサンドライト


2021年12月に、日本の誕生石に仲間入りしたアレキサンドライト。アレキサンドライトは1830年に発見された、比較的新しい鉱石です。昼の太陽光では青緑、夜の人工照明下では、赤へと色変化を起こすという、他の宝石には見られない性質があります。自然光ではフォレストグリーン、白熱灯ではボルドーに石の色がカラーチェンジ。神秘的な宝石であるアレキサンドライトのジュエリーは、普段のスタイルが少しクラスアップして日常も素敵にかたどってくれるはず。


アレキサンドライトの特徴



アレキサンドライトは、昼と夜によって表情を変えます。その特性は「変色効果」といい、2つの顔を持つ魅惑の宝石として「昼のエメラルド」「夜のルビー」といわれています。

「変色効果」とは

太陽光の下と白熱光の下で見たとき、色が異なって見える性質のこと。アレキサンドライトは、太陽光の下では、緑がかった青から新録に、ろうそくや白熱光の下では赤みが強くなり、深紅、赤紫に見える特徴があります。

アレキサンドライトの石言葉:「秘めた思い」「魅力」



魅力を引き出してくれ成長のサポートしてくれるとされています
神秘的な輝きが美しいアレキサンドライト。アレキサンドライトは昼の太陽光では青緑、夜の人工照明下では赤へと色変化を起こすという、他の宝石には見られない性質があります。


◆記念日やお守りに最適なアレキサンドライト


価格的にもちょっと手の届きにくいアレキサンドライト。神秘的で美しいカラーチェンジをするものが少ないため、希少価値の高い宝石として大切に扱われています。

結婚45周年の贈り物にアレキサンドライトを



結婚25周年の銀婚式や、50周年の金婚式はよく耳にしますよね。それぞれの記念日に名前がついており、それぞれに結婚記念石があります。実はアレキサンドライトも45周年の結婚記念石とされております。45年もの月日をともに歩んできたパートナーにアレキサンドライトのジュエリーを贈ってみるのはいかがでしょう。結婚記念石は紡いできた年月を表す証として素敵な記念となるでしょう。

2つの顔を持つアレキサンドライト



アレキサンドライトは、ふたつのカラーを楽しめる魅惑的なカラーストーンです。持ち主が内に秘めているパワーを解放してくれるといわれています。アレキサンドライトは変色効果という特徴から、二面性があるともされており双子座の守護石とも呼ばれています。双子座は5.6月の星座なのでアレキサンドライトが選ばれたのもぴったりですね。



◆【ブルーム】おすすめのアレキサンドライトアイテム



「昼のエメラルド」「夜のルビー」といわれるように、昼と夜では見え方が全く異なります。昼と夜によって表情を変えるアレキサンドライトは、神秘的で、コーディネートをワンランクアップしてくれます。

アレキサンドライトのお手入れ


普段のお手入れは汚れや皮脂などを乾いた柔らかい布などで優しくふき取ってください。傷がついてしまうため、強く拭かないように注意しましょう。きれいに保つため、日常的にお手入れを行いましょう。

まとめ


6月は誕生石が3種類あります。ご自身が気に入った宝石を選び、お守りとして身につけられるといいですね。
宝石の意味や特徴を知り、永く愛用できるお気に入りの誕生石を見つけてみてはいかがでしょうか。
 

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