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金属アレルギーでもネックレスをつけたい!症状を出さないアクセサリーの選び方
BLOOM  2023.11.08




金属アレルギーでもネックレスをつけたい!症状を出さないアクセサリーの選び方




ネックレスやピアスをつけておしゃれをもっと楽しみたい!
だけどアクセサリーをつけると肌が赤くなってしまってつけられない・・・。と諦めてしまう方いらっしゃいませんか?
昔に比べて現代社会では金属に触れる機会が多く、金属アレルギーを発症しやすい環境となっており、年々増加していると言われています。
ですが金属アレルギーの人でも、素材や着用方法に気をつければアクセサリーをつけておしゃれを楽しむことができます。

そこで今回は以下のことについて詳しく説明します。
・金属アレルギーについて
・症状を出さないための着用方法
・金属アレルギーの症状が出にくい素材、おすすめのネックレス
・金属アレルギーの方がアクセサリーをつけるときの注意点

金属アレルギーに不安を感じている方も下記の内容を参考にしていただき、おしゃれの幅を広げましょう。

金属アレルギーとは


金属アレルギーとは、金属が原因となり引き起こされるアレルギー反応による皮膚炎のこと。
まずは、金属アレルギーについて、特徴や原因を紹介します。

金属アレルギーについて



金属アレルギーとは、アレルギー性接触皮膚炎ともよばれるアレルギー症状の一種です。
特定の金属が肌に触れたり、体内に金属の成分が取り込まれたりすることで起こります。

金属アレルギーが起こる原因



アレルギーの原因となる物質は、アレルゲンと呼ばれます。
金属アレルギーは、ピアスやネックレス、ベルトのバックルなどの肌に触れる金属が汗などの体液で溶け出してイオン化し、
体内のたんぱく質と結合したものが原因とみられています。金属イオン化した成分がたんぱく質と結合したものを体内でアレルゲンと判断してしまうのです。
アレルゲンとなった金属イオンが再び体内の入ってくると、身体がアレルギー反応を起こしてしまうため、かぶれやかゆみ、腫れなどの症状が出てしまうのです。

夏は特に汗をかきやすくなるため、汗に反応して金属が溶け出すため金属アレルギーを発症しやすいと言われています。

金属アレルギーの症状を出さないための着用方法


金属アレルギーは、誰でもいつでも発症をしてしまうリスクのあるアレルギーです。
発症を少しでも避けるため次のようなことに注意してアクセサリーを楽しみましょう。

汗をかく場面ではなるべく外す



金属アレルギーは汗に反応して起こるアレルギーです。
ですので、夏場や運動時など、汗を大量にかくときにはアクセサリー類を外しましょう。
また、かゆみなどの症状がでたときには、原因と思われるアクセサリーや装飾品などの使用を中止する配慮が必要です。
そしてその後かゆみなど症状がなくなったからといって同じ製品を使用しないようにしましょう。
もし、症状がでてしまった場合には、皮膚科などの専門医の受診をし適切な治療を受けることが大切です。

着用する素材に気を付ける



アクセサリーを着用する際、金製品選びも気をつけましょう。
また、金属アレルギーを発症しやすい金製品を身につけないように心がけることも大切です。

金属アレルギーの症状が出やすい素材、出にくい素材


次に金属アレルギーの症状が出やすい素材、出にくい素材について紹介します。
金属アレルギーは、素材によって症状の出やすさが異なります。
発症頻度が高い素材は、なるべく避けるようにすることが重要です。

金属アレルギーの症状が出やすい素材




ニッケル


最も金属アレルギーの頻度が高い金属です。
ニッケルメッキや合金に用いられ、ニッケル合金製品(バックル、腕時計、ジュエリーなど)、
硬貨(50円玉、100円玉、500円玉)、歯科金属、陶磁器、磁石、塗料、ガラスなどに含まれています。
また全身性接触皮膚炎を起こすこともあり、その場合はニッケルを含む食品の制限を行うケースもあります。

コバルト


ニッケルと並んで頻度の高い金属です。
ニッケルアレルギーのあるひとは同時にコバルトに対するアレルギーを持っていることも少なくありません。
ニッケルメッキをされた金属にはほとんどコバルトが含まれているため注意しましょう。

クロム


合金、クロムメッキの他、染料の原料や皮をなめす際に使用されています。
メッキ金属以外にも濃い服の衣服や皮革製品と接触した際に皮膚炎を起こす場合は、クロムアレルギーの可能性を考えましょう。

他の金属を含むゴールド


ゴールドはもともとアレルギーが起きにくいといわれていましたが、近年増加傾向にあります。
金自体がやわらかく、加工するためにパラジウム、銅、ニッケルを使用しているケースもあるため、これらの金属にアレルギーがある方は注意が必要です。

金属アレルギーの症状が出にくい素材



次に金属アレルギーの症状が出にくい素材について紹介します。

プラチナ素材


結婚指輪などにも用いられるプラチナは、汗に溶けにくく、金属アレルギーの原因になりにくい素材と言われています。

ただし、気を付けなければならないのが、プラチナに他の金属が混ぜられているケース。
純粋なプラチナは硬度が低いため、リングの素材として用いる場合には他の金属を混ぜている場合もあります。
中でもよく利用されるのがパラジウムですが、パラジウムは汗にやや弱いためアレルギー反応を起こすこともあるようです。
ただし、プラチナに使われるパラジウムはわずか10%程度であることが多く、金属アレルギーを起こす人はそれほど多くないと言われています。

ゴールド素材


プラチナと同じように腐食に強く、金属アレルギーを起こしにくいとされる素材がゴールド。
ゴールドを表す言葉に「18K」や「24K」などがありますが、この数値は24分率で示したゴールドの純度。
例えば18Kであれば、ゴールド75%と他の金属25%という割合。
つまり、プラチナ同様、ゴールドは純度100%であることはあまりなく、他の金属が混ざっているのが一般的です。
そのため、含まれる金属によってはアレルギー発症を完全には否定できません。

ステンレス素材


その他アレルギーを起こしにくい金属として、ステンレスとチタンが挙げられます。
ステンレスは鉄にクロムを10.5%以上添加することで、耐食性を向上させた合金です。
ジュエリーの他、食品用容器や調理器具、医療器具に多用されています。

傷つきにくく変色に強い高品質のステンレスは金属アレルギーを起こしにくく、お肌に優しい人気の素材です。
BLOOMでは独自にFine Steel(ファイン スティール)と名付けています。
日頃のお手入れは、柔らかい布などで軽く拭いてください。
ステンレス素材のリングは特性上、サイズ直しが承れません。 あらかじめご了承下さい。

チタン素材


現存する金属の中で、チタンは最も人間の生体に対する耐アレルギー性が高く、腐食(さび)に耐える性能(耐食性)にも優れています。
また、ステンレスに比べて重さは約半分、強度は2倍の強さがあります。
しかし、チタン素材でアレルギーを起こす方もいますので、あくまでも「比較的金属アレルギーを起こしにくい素材」であると言えるでしょう。

またチタンは汗などに溶けにくい性質なので、アレルギーを起こしにくい素材です。
BLOOM ONLINE STOREではポストの素材にチタンを使用したピアスを取り揃えております。

割り金・メッキ加工に注意


ちなみにゴールドに含まれる素材は色合いから判断でき、
イエローゴールドは銀と銅、ピンクゴールドは銅、ホワイトゴールドはニッケルやパラジウムなどがあります。
この中では、ニッケルやパラジウムがアレルギー反応を引き起こしてしまう可能性が高いので、気になる方はホワイトゴールドを避けるのがおすすめです。

金属アレルギーでもネックレスは付けられる!注意点を紹介


金属アレルギーの症状を予防しながらピアスでおしゃれを楽しみたいなら、事前のチェックは欠かさないようにしましょう。
ここからは、金属アレルギーの方がアクセサリーを着ける際の、注意するべきポイントを紹介します。

アレルギー反応の出ない素材を選ぶ



アクセサリー選びの際に最も大切なのが、用いられている金属や素材の構成を確認することです。
金属アレルギーを発症したことがある人でも、金属を全く身に着けられないわけではありません。
アレルギー反応の原因となる金属を避けましょう。また、傷や湿疹があるときには身に着けないようにしましょう。
金属アレルギーは、皮膚を通して体内に金属が溶け込むことで起こります。
普段はあまり症状が出ない人でも、傷や湿疹がある場合や、敏感な状態の肌は、アレルギー反応が出やすくなる可能性もあります。
気になる症状があったり肌が弱っていたりするときには、アクセサリーを着けるのをしばらく控えることなども、金属アレルギーと上手に付き合う方法の一つです。

ネックレスを清潔に保つ



汗をかいたらこまめに拭くようにしてください。汗により金属がイオン化するため、体内に入りやすくなります。
汗をかいたらこまめに拭く、ピアスを外すなどの対策を行いましょう。

肌に触れる部分を加工・交換する



イミテーションのアクセサリーの場合、真鍮素材でアレルギーが出る場合があります。
アレルギー反応の出ない素材のピアスパーツやイヤリングパーツ、コンバーターなどに変える事で、着けられる場合があります。

金属アレルギーかも...と思った時の対処法


金属アレルギーは放っておくと炎症が悪化したり、炎症範囲が全身に及んだりする恐れがあります。
もしも「金属アレルギーかも」と思ったら、まずは皮膚科で検査を。
検査で金属アレルギー反応が見つかったら、病院で薬を処方してもらったり、改善方法を指導してもらうことができます。

まとめ


金属アレルギーの方でも素材や着用方法に気をつければネックレスをつけておしゃれを楽しむことができます。
自分の体質や金属アレルギーについて把握し、自分自身にあったアクセサリーを選ぶことが大切です。
またプラチナやゴールドのような上質な素材のネックレスは一生のアクセサリーとしても最適です。

本記事を参考に、安心してネックレスを選んでおしゃれを楽しみましょう。
 

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