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着物にピアスはNGなの?!和装に似合うアクセサリーの選び方と注意点
BLOOM  2025.10.14




着物にピアスはNGなの?!和装に似合うアクセサリーの選び方と注意点





成人式や卒業式など、人生の節目で着用する機会がある着物。
そんな特別な日に「お気に入りのピアスを着物に合わせておしゃれに着こなしたい!」と思う方もいるのではないでしょうか。
また「着物などの和装にピアスを合わせてもいいのだろうか」と着物のマナーに悩む方も少なくないはず。
結論から申し上げますと、着物にピアスを合わせるのはOKです。
ただし、着物×ピアスを楽しむ際にはTPOに配慮したデザイン選びや着こなしが大切です。

そこで今回は着物とピアスに関するマナーやルールについて解説していきます。
また和装に似合うアクセサリーの選び方やアイテムについてご紹介していきますので、
これから着物を着用する時にピアス選びに悩んだらぜひ参考にしてみてくださいね。

着物にピアスはNGなの?

着物にピアスを合わせるのはNGというイメージの方もいるのではないでしょうか。
結論から言うと着物にピアスはNGではありません。
しかし、着物にピアスを合わせるにはTPOに合わせたつけ方や選び方が大切になります。

着物にピアスを着けるのがNGと言われる理由



着物にピアスがNGと言われる理由についてご紹介します。

◆着物は”調和”を重んじる文化だから


着物は”調和”や”美しさ”を大切にします。
ピアスなどのアクセサリー類の金属的な光やモダンなデザインは着物の古くからの伝統的な和の雰囲気を壊し、
和の落ち着きを損なうとされ、控えるのがよいとされていました。

◆日本の歴史に「ピアス」の文化がなかったから


日本でピアスが普及しだしたのは1980年頃からで歴史が浅く、日本では昔、女性が耳に穴を開ける習慣がほとんどありませんでした。
ピアスが普及する以前から着物を愛用している方からは不自然に思われているようです。
式典や結婚式などの格式のある場面で和装にピアスをつけるということは、現代的すぎると感じる年配の方も少なくありません。

古来より、着物に合わせるものは帯留めや髪飾りなどの和装小物でした。
ピアスなどのアクセサリー類は洋風の小物であり、着物に合わせるものという認識がありませんでした。
昨今このような認識も緩和されてきてはいるようですが、格式の高い場では控えるのが無難です。

◆ピアスが着物の邪魔になってしまうから


和装は髪の毛をアップスタイルにすることが多いため、耳元が良く見えます。
大きめのピアスは髪飾りとぶつかってしまったり、着物の繊細な生地に引っかかってしまう、着物や帯の印象を薄めてしまうなどの問題が出てきます。

◆着物は控えめが美徳とされているから


格式の高い式典や結婚式などでは装飾を控えるのが基本とされています。
ピアスをつけずに着物を着用することで清楚さや礼節を示すこととなります。
着物などの和装は佇まいや所作から美しさがあると考えられており、アクセサリー類はなるべく減らし、メイクも控えめに仕上げることが基本となります。
反対にドレスなどの洋装は大きめのピアスやネックレスなどでゴージャスに演出し、メイクも派手にして全体的に華やかな印象にします。



TPOに気をつければOK!



着物にピアスがNGと言われますが、現代では和洋折衷のおしゃれも増えてきました。
着物にピアスを合わせるのは、TPOに気をつければOKです。
さまざまな年代の方が集まるシーンではピアスの着用を避けた方が無難です。
着物の格や全体のバランスを確認しながらピアスを選び、コーディネートを楽しみましょう。

フォーマルなシーンでは結婚指輪以外のアクセサリーは避けることが無難とされていますが、小ぶりで上品な真珠ピアスはOKという場合もあります。
趣味やお出かけなどカジュアルなシーンや、成人式などの振袖には、着物やヘアスタイルなど全体のバランスを考えて和柄モチーフ、真珠ピアスなどを合わせお顔周りにさりげなく華やかさをプラスするのがおすすめです。
揺れるデザインは避け、小ぶりの品のあるデザインを選ぶのがいいでしょう。

一般的には格式が高くフォーマルな場面では着物とピアスの組み合わせはNGですが、正式なマナーとして明確化はされていません。
しかし格式や風習など伝統を重んじる場所では、着物へ敬意を持たれる方もいらっしゃいます。
同席する方への配慮を大切にし、品位を保ちながら着物を身にまといましょう。

着物とピアスのマナーについて

着物にピアスを合わせるときは、TPOに気をつければマナー違反にならずおしゃれを楽しむことができます。
格式の高い場面ではその格にあった着物を着用します。
そして着物には帯締めや髪飾りなど和装小物を合わせるのが基本です。
ピアスやアクセサリーを合わせる場合、着物を着用する場面ごとに合ったものを選ぶことが大切です。
それぞれの場面のマナーについてご紹介していきます。


結婚式



花嫁として結婚式や披露宴に出る場合は、ピアスはつけないのが基本です。
祖父母世代の方々も多く出席されるためピアスをあまりよく思わない方も少なからずいる場合があります。
白無垢は華美な衣装なためピアスをつけることでバランスが悪くなってしまう可能性があります。
控えることで白無垢が際立ち美しく着こなせるでしょう。
また参列者として出席する場合は、小ぶりでシンプルなピアスを選ぶと◎。
主役の新郎新婦よりも目立たないようにしましょう。


七五三



子供の成長を感謝し、健やかな成長を願う”七五三”は、子供が主役のイベントです。
子供よりも目立たないようにするのがマナーとされています。
子供よりも格下の服装を選びバランスをとりましょう。
着物を着るときには、ピアスは控えるか小ぶりな真珠のピアスがおすすめです。
小さいお子様がいる方はこれからさまざまなイベントが待っています。
お宮参りや七五三、卒業式や結婚式などフォーマルな場面に多く出席することとなるでしょう。
イベントの際は控えめでシンプルなデザインのものがおすすめ。
真珠ピアスは冠婚葬祭で使用できるので持っておくと長い間大活躍します。


趣味・お出かけ



趣味やお出かけ、普段着でカジュアルに着物を楽しむ方もいらっしゃいます。
そのような場合はどのようなピアスをつけても問題ありません。
お気に入りのデザインや色味、好きなサイズのピアスを合わせて楽しみましょう。
揺れるピアスはせっかくの着物を傷つけてしまう可能性があるため控えた方がいいでしょう。
身につける際は、首回りや袖口に引っ掛からないように注意してください。

着物や帯の柄や色味に合わせたピアスをつけると全体のバランスがとれて綺麗に着こなせるでしょう。
着物にピアスを合わせる時は、場面や参加者の年代に合わせることもポイントです。
同窓会などでピアスをつける場合は、シンプルで小ぶりなものを選ぶと◎。
さりげなさが大人の上品さを演出してくれます。
お茶会や食事会など、同席する人がいる場合は、周囲への配慮も大切です。
同席する方が不快に感じる場合はアクセサリー類は控えましょう。


着物に合うピアスとは?

着物に似合うピアスを選ぶことでバランスがとれ綺麗にまとまり感ができます。
似合わないピアスを合わせてしまうとバランスが崩れ上品さが損なわれてしまいます。
着物に似合うピアスを選び、コーディネートを楽しんでみてください。

和柄や和モチーフなどの和風のピアス



ノスタルジックなものや古典的な和モチーフ、市松模様などのピアスは着物の柄や色味と合わせて選ぶと全体に統一感が出ます。
また洋服にも合わせることができ普段使いもできるのでひとつ持っておくのも◎。


真珠のピアス



真珠のピアスは着物に合わせやすい鉄板アイテム。
真珠のピアスは冠婚葬祭でも活用できるので、大人女性としてはひとつは持っておきたいアイテムです。
和装とも相性がいいので、振袖や訪問着などにも合わせやすく、さまざまなシーンで重宝します。
パールには、淡水パールやバロックパール、コットンパールなど種類豊富。
フォーマルな場面ではあこや真珠などの本真珠がいいでしょう。
真珠にはピンク色や黄色など色味のあるものもありますが、格式高いシーンでは白色のものを選ぶと安心してつけることができます。
淡水パールやコットンパールなどはカジュアルな印象になるので、着物の格や着用する場面に合わせて選んでみてください。


着物に合うピアスの選び方

着物に合うピアスを選ぶ時は、和服の上品さを引き立てるデザイン、全体のバランスが大切です。
ピアスの選び方について解説していきます。

小ぶりで上品なデザインを選ぶ



華やかで存在感を放つ着物に合わせるピアスは、着物の引き立て役として選ぶのが◎。
そのため小ぶりで控えめ、上品なデザインのものを選びましょう。
一粒パールや小さめの宝石があしらわれたもの、繊細なデザインモチーフのものなど、主張しすぎない控えめで品格のあるものがおすすめです。
お顔周りでさりげなく輝くピアスを合わせて、着物姿をより華やかに演出します。


素材や色味を意識して選ぶ



着物に合わせるピアスを選ぶ時には、素材や色味も意識して選びましょう。
まろやかで優しい色味の真珠や上品に輝くプラチナなどは、着物の品格に合わせやすいピアスです。
着物や帯の色やテイストに色味やデザインを合わせることで全体の統一感が出てバランスよくつけることができます。
淡い色の着物には、深みのある落ち着いた色のピアスをプラスすると品よくまとまり感が出せるでしょう。


【BLOOM】着物に合うおすすめピアス

BLOOMの着物に似合うおすすめのピアスをご紹介します。
ピアスをつけることでお顔周りがぱっと明るく華やかな印象になります。
着物に合わせてピアスを選ぶのもいいですが、日常的にも使えるデザインだと重宝しますよ。
また真珠のピアスはお祝いのプレゼントとしてもおすすめ◎。
着物に合わせるピアス選びに迷ったら、参考にしてみてください。

【Ear Jewelry】6月誕生石 K18 ホワイトゴールド あこや真珠 ピアス



一粒パールがシンプルで洗練された雰囲気を演出。
K18ホワイトゴールドパールピアス。
6.5mmのホワイトパールを使用した、シンプルなピアス。
ジュエリーの中でも定番のパールピアスは、フォーマルなシーンで大活躍します。
永くご愛用していただくものだから、素材にこだわりました。
ピアスのポスト部分には18金ホワイトゴールドを使用。
耳元から女性らしさを演出してくれる、雪のように白く美しいパールピアス。
成人式のお祝いにもおすすめです。

 

6月誕生石 K10 ホワイトゴールド あこや真珠 ピアス



カジュアルでもフォーマルでもお使いいただける定番の一粒パールピアス。
ちょっとのお出かけにも重宝する一粒のパールピアスは、シーンを選ばずお使いいただけます。
持っていると便利なアイテムです。

 
 

6月誕生石 K10 イエローゴールド マベパール ピアス



上品な艶感をまといながら優しく顔周りを飾ってくれるマベパールピアス。
その美しさと希少性から「幻の真珠」と呼ばれているマベパールのきめ細やかな気品ある色彩と艶は格別です。
少し大きめなのでカジュアルな雰囲気の着物にぴったりです。

 
  

6月誕生石 K10 イエローゴールド あこや真珠 しずく ピアス



あこや真珠とイエローゴールドのピアス。
ダイヤと組み合わせて遊んでもパールなら上品に仕上がります。
フォーマルな印象になりがちなパールを、普段使いできるデザインに。
柔らかに輝くあこや真珠とイエローの色合いが、上品な大人の魅力を引き出します。

 
   

【2025ウインターコレクション】6月誕生石 K10 イエローゴールド 淡水パール ピアス



淡水パールを3粒重ねたピアス。
内面的な美しさを引き立て、清潔感と気品が漂うパールの魅力を耳元に。
シンプルなパールピアスは上品に仕上げたい時のプラスアイテムです。
まろやかな白い光を放つ淡水パールはコーディネートを底上げしてくれます。

 
    

着物にピアスを合わせる時に注意するポイント

着物にピアスを合わせる時には、2つのポイントに気をつけましょう。
気をつけることで着物のコーディネートをさらに楽しめます。

ポイント1. 着物のテイストに合わせる



ピアスを着物の格に合わせることで、ピアスが変に浮かずにつけることができます。
着物とのテイストが合っていないと着姿のバランスが悪くなります。
着物には”カジュアル”と”フォーマル”の2つの格があります。
カジュアルな雰囲気の着物にはデザイン性のあるピアスをつけても問題ありません。
お好みのピアスをつけておしゃれを楽しみましょう。
留袖や訪問着などのフォーマルな着物には着用する小物にルールがあるので注意が必要です。
例えば留袖に合わせる小物は、金・銀・白色がベースのものと決まっています。
訪問着には淡い色味のものを合わせるのが一般的です。
着用する着物のルールに従いピアスを選ぶことで上品で綺麗に着用することができます。

ポイント2. 全体のバランスに合わせる



着物にピアスを合わせる時には、全体のバランスも大切です。
着物とピアスの色やサイズ感が合っていないと不自然な印象に。ピアスは着物や帯と色味やデザインを合わせると全体的に統一感が出てまとまります。
古典柄の着物にはパールや和風のモチーフピアスが◎。
モダンやレトロ柄の着物はシンプルな地金デザインのものやくすみカラーのピアスがぴったり。
またピアスのサイズは小さめのものが◎。
全体的にカジュアルな雰囲気の着物の時に大きめのピアスをつけたい時には、全体のバランスを確認したり、第三者に見てもらうのがおすすめです。
髪型とのバランスも大切です。アップスタイルだと耳元がしっかり見えるためピアス選びは重要です。
着物や髪飾りとのバランスを見ながら選びましょう。
ダウンスタイルやハーフアップは髪の間からちらりと耳元が見えます。
小ぶりで輝きのあるものを選ぶと、女性らしく上品で華やかな印象をプラスしてくれます。

まとめ

今回は着物にピアスをつけてもいいのか解説しました。
現代、着物は式典や結婚式など特別な日や、趣味やお出かけの時に着たりとさまざまなシーンで着用することが増えました。
着物も和洋折衷のおしゃれも増えてきました。
着物を着用する場面や着物の格などに合わせてピアスを選ぶことでさらに着物のコーディネートを楽しむことができます。
着物にピアスを合わせることで、お顔周りを明るく華やかに、そして自分らしさも表現することができます。
和装にはピアスはNGかと思っていたという方も今回の記事を参考にしていただけたら幸いです。

 

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